プロ行政書士が必要書類の書き方を徹底解説
読み進めると簡単に車庫証明の必要書類が出来上がる!
こんにちは
行政書士の小野馨です。
ここでは「車庫証明の必要書類の書き方」を完全公開します!
自分で車庫証明を取得したい方は、ぜひ活用して下さいね。
それでははじめましょう!
こんな方におすすめ
- 自分で車庫証明を取りたい方
- 車庫証明の必要書類をダウンロードしたい方
- 格安代行の行政書士をお探しの方
それでは、車庫証明の必要書類の書き方を解説します!
まずは車庫証明の必要書類を知ろう!
まずは車庫証明の必要書類の書き方の説明に入る前に、
必要書類と用意するものをお伝えします。
基本的な車庫証明の必要書類
- 車庫証明申請書
- 車庫の使用承諾書(又は自認書)
- 周辺図
- 配置図
基本的にこの4つの書類を警察署に提出します。
その他に用意するもの以下の通りです。
用意するもの
- 車検証
- ボールペン
注意ポイント
申請書への押印は法改正で不要になりました!ですが、使用承諾書や自認書への押印は必要です!
必要書類の書き方
1.車庫証明申請書
今回は、兵庫県の用紙を使いました。車庫証明申請書は、書はす。
まず、初めに以下の書類を用意します。
[aside type="boader"]用意するもの:
①車検証
②車庫証明申請書(4枚綴り)
③使用承諾書か自認書
こちらが 「保管場所使用承諾証明書」 です。
※公団やマンションなどしっかりとした管理人がいる場合は、専用の書式で使用承諾書を発行してくれます。
こちらが 「保管場所使用権原疎明書面(自認書)」 です。
④地図
[/aside]
自動車保管場所証明申請書を記入する。
お手元に以下の書類を用意します。
1.車検証
作成中
2.自動車保管場所証明申請書(以下「申請書」という。)
兵庫県の申請書は、4枚綴りの複写式」になっていますが、
他の地域のものは複写になっていないものもあります。
また、記載は ボールペン を使います。
鉛筆で書いたものは受け取ってくれません。ご注意くださいね。
そして、落ち着いて、正確に・丁寧に書いてください。
まず、車検証を見ながら
記入欄①~④に 車の情報(形式・車体番号等) を記入しましょう。
①の欄 車名
ここは、「自動車メーカー名」 を記入します。たとえば、トヨタや日産 です。
車名といってもプリウスなどの車種ではありません。
記載例.
トヨタ いすゞ ○
プリウス アクア ×
数字とローマ字をはっきり区別して記入しなければなりません。(ローマ字の「O」と数字の「0」など)
②の欄 型式
これは、車検証の「型式」をそのまま記載します。
③の欄 車台番号
これは、車検証の「車台番号」をそのまま記載します。
実は、ここが決まってないときでも申請の時は空欄でも申請できます。
受け取りの日の午前中に車体番号を記入すれば、その日のうちに車庫証明が受け取れます。
④の欄
これは、車検証のとおり「長さ・幅・高さ」を記載します。
「自動車の使用の本拠の位置」には、『車の使用者の住所」を記入します。
普通は、車を使う人、つまりあなたの住民票の住所を記載します。
できれば、住民票を取って一字一句正確に記載するのが望ましいですが、
実際は以下の「-」とかを使って簡略化しても受け取ってもらえます。
「マンション名」や「部屋番号」もちゃんと記載してくださいね。
記載例.
神戸市北区大沢町日西原1697-2 ○
神戸市北区大沢町日西原1697-2 ○
⑤の「自動車保管場所の位置」の欄
ここは、「駐車場の位置(所在地)」を記入します。
借りている駐車場であれば、駐車場の賃貸契約書に書いてある車庫の所在地です。
「駐車場の名前」や「駐車スペースの番号」がある場合は、その名前や番号も記入します。
自分の土地であれば、土地の登記簿謄本に記載してある地番や住居表示です。
「保管場所標章番号」は、以前に自動車を所有していてそれと同じ場所で車庫証明を申請する場合に、「保管場所標章番号」を記入すれば車庫証明の所在図の記入を省略することができます。
1.「保管場所標章番号」がわからない場合は無記入で大丈夫です。
自動車保管場所証明申請書の「警察署長殿」の欄を記入します。
1.自動車保管場所証明申請書の「警察署長殿」の所には、車庫証明を申請する警察署の名称を記入します。
自動車保管場所証明申請書の「3」の記入スペースには、車庫証明の申請を行う日付等を記入します。
1.車の使用者(自分)の氏名・住所・電話番号を記入し印鑑を捺印します。
自動車保管場所証明申請書の「4」の記入スペースの「使用権限」の欄に該当する項目に○印をつけます。
1.「使用権原」の欄には申請する車庫が自分の所有する土地であるならば「自己」、他人の所有する土地であるならば「他人」に○をつけます。
自動車保管場所証明申請書の「5」の記入スペースの「連絡先」の欄に記入します。
1.「連絡先」の欄には、申請内容について警察署が尋ねる必要がある場合の連絡先を記入します。通常は、使用者(自分)の名前・電話番号でかまいません。
自動車保管場所証明申請書の「6」の記入スペースに、該当する項目を記入します。
1.車庫証明の申請で新しく借りた駐車場の場合は「新規」に○印をつけるだけです。
2.自動車の乗り換え等で車庫証明を申請する場合は、「代替」に丸印をつけ、前車の車のナンバーを記入します。
車庫証明の申請に必要な書類【所在図・配置図】
車庫証明の申請に添付する所在図は、自宅と車庫の略図をかきます。
自宅から車庫まで線を引き、直線距離を記入します。
配置図は、車庫の配置や自宅敷地での平面図をかき駐車スペースの寸法を記入します。
車庫証明の申請に必要な書類【保管場所使用承諾証明書】
※駐車場を借りている場合
車庫を借りている場合は、大家さんに記入・押印してもらいます。不動産屋さんや大家さんから保管場所使用承諾証明書の発行に手数料を取られる場合があります。賃貸借契約書の添付で代用できる場合があります。
自宅の車庫では…
自宅敷地内に車庫をかまえている場合、その土地の所有者がご自身の単独所有地の場合は、承諾証明書(正確には保管場所使用承諾証明書といいます)ではなく、自認書にご自身で記入・押印します。その土地を夫婦で共有している場合など共有地の場合は、申請者ご自身の自認書と共有者の保管場所使用承諾証明書が必要になります。
車庫証明の申請に必要な書類【使用権原疎明書面[自認書]】
※車庫が自己単独所有の場合
車庫の土地が申請者の自己所有の場合に添付します。夫婦間や親子間など共有の場合には、共有者の方から保管場所使用承諾証明書ももらう必要があります。
車庫証明の申請に必要な書類【廃車・譲渡誓約書】
車庫証明を取得する際に、代替などで一時的に車庫証明が重複する場合に添付します。実務的には、この書類を提出するのではなく、配置図の下に入れ替える車の車台番号、登録番号を記入して省略しています。
車庫証明の申請に必要な書類【その他】
車庫の使用条件により他に書類が必要な場合があります。場合によっては、印鑑証明や住民票のコピーが必要といったところもあります。本人申請は印鑑の省略が可能ですが、車庫証明の申請時は、印鑑と車検証を持参しましょう。また、車庫証明の受取時は印鑑が必要です。
車庫証明の書類を作りましょう!
必要書類がひととおり把握できたら書類を作成しましょう。次のページでは書類の作り方の見本を載せています。見本を参考にしてあらかじめ作成してから警察署に申請に行くとスムーズに行きます。
神戸市で車庫証取得するならご相談下さい。